
STORY
それぞれ悩みを抱えながら、ロック大会に向かう4人
ドラム担当のグリムと、親友でギター兼ボーカルのアクセルはノルウェーのロック大会に出るために練習に励む毎日。グリムはアクセルの音痴が気になってしかたがない。真実を言い出せないまま、念願の大会出場のチケットを手に入れたものの、ベースもいなければ、開催地は遥か北の果ての町・トロムソ。ベーシストのオーディションにやってきた9歳のチェロ少女のティルダを仲間に入れて「ロスバンド」を結成し、近所に住む名ドライバーのマッティンの運転で長旅のドライブに出かけるが……。
果たして4人はトロムソに無事たどり着いて、ロック大会で演奏することができるのか。
ノルウェー発の爽やかな青春音楽映画の誕生!
ドライバーのマッティンを演じたヨナス・ホフ・オフテブローは、両親も兄も俳優という芸能一家に生まれ育ったノルウェーを代表する若手俳優。またクリスティアン・ロー監督は子ども向け映画の名手として知られ、この作品はベルリン国際映画祭のジェネレーション部門(4歳以上が対象)に選出された。南北に細長いノルウェーを南から北へと縦断して、北欧の豊かな自然もたっぷりと映し出す。いろんな悩みを抱えながらも、夢に向かってみんなで力を合わせることの素晴らしさをうたった感動のステージが、いよいよ幕を開ける。

CAST & STAFF


1977年、ノルウェー・ヴィンストラ生まれ。子どもや家族を描いた作品を得意とする映画監督。ドラマチックで魅力的な作品の中で生き生きとした登場人物を描くことで観客を楽しませ、若者の視線で物語を語り、彼らが抱く思いやりの心や衝動を描くことに主眼を置いている。2001年、イギリスのサリー・インスティテュート・オブ・アート・アンド・デザイン大学(現UCA芸術大学)の映像制作科を卒業。卒業制作の『PUNKTERT(PUNCTURED)』(2001)をはじめとして、『IVER』(2004年)、『RAMP』(2005年)、『BALUBA RUNA』(2007年)、『FRA MUS TIL MENN(FROM MICE TO MEN)』(2016年)などの子ども向けの短編作品で多数の賞を獲得している。
監督初の長編作品である『BESTEVENNER (RAFIKI)』(2009年)は、2010年のベルリン国際映画祭ジェネレーション部門のノミネート作品として国際プレミアが行われた。長編2作目である『DE TØFFESTE GUTTA (THE TOUGH GUYS)』はCinekidにてプレミア上映が行われている。両長編作品は数多の賞を獲得しており、各国の映画祭で上映され、また各動画配信サービスでも配信されている。長編の第3作品目である『ロスバンド』は、ちぐはぐなバンド仲間たちによる、おかしなロードムービーであり、2018年のベルリン国際映画祭ジェネレーション部門にノミネートされた。
監督:クリスティアン・ロー


TRAILER

COMMENT
JYOJI-ROCK U22 GRAND PRIX
和泉 翔
それぞれがその瞬間にしか出せない音がある。
その人が出す音は、それぞれの生きてきた環境(国や家族や友人、
その人を取り巻く全てのモノ、コト)に何がなんでも影響されるからだ。
その瞬間に他の誰でもなくて君にしかな出せない音。
そんな音を、そんな4人が奏でるとき、混ざりあってハーモニーとなり、
1つの曲を奏でるとき、そこにlive(生きる事)を感じる。
とてもリアルで純粋で、同時にどうなるかわからない危なっかしさも感じる。
ノルウェーの少年、少女の今、その瞬間しか
感じる事のできないLiveとLifeを存分に味わえる!
そんな映画でした。
北欧ジャーナリスト
森 百合子
暗くない!怖くない!メタルじゃない!
全方位におすすめしたい、
北欧発ロケンロールな青春ムービー。
フィヨルドに轟くノルウェー版"アクセル"の歌声を聴け〜!!
ノルウェー語講師・翻訳・通訳
青木 順子
ノルウェー夢ネット https://www.norway-yumenet.com/
こんなに爽やかな気持ちになれる北欧映画は
かつてあったでしょうか?
バンドコンテスト優勝を目指す子どもや若者たち。
夢や自立を求めて、ノルウェーの南から北までバンを走らせます!
ノルウェーあるある的小ネタも満載の青春音楽ロードムービー。
スクリーンに映し出される美しい自然に癒されましょう♪
チェロ奏者
宮田 大
チェロという楽器は人間の声に一番近いと言われています。
ティルダのチェロの伸びやかな音は、自分自身の感情を表す声であり、
表情でもあり、リズミカルに刻む音は血を全身に運ぶ鼓動の様に感じました。
話が進むにつれ、彼女の思いを代弁するチェロの音は変化していき、
その音を聴くと勇気を貰えます。
音楽の持つ力とチェロの魅力を表現している
素晴らしい作品です。
トリプルファイヤー
鳥居 真道
ベースのオーディションにやって来たのはチェロを弾く女の子。
ロックバンドにチェロかよと思ったら、これがなかなかどうして
良いじゃないか。まずロスバンドは曲が良い。
メンバーはそれぞれ才能を授かっているように感じます。
自分のしたいこと、できること、すべきことが
合致するとは限らない。
けれども才能を輝かせて生き生きしたいのが
人間というもの。
結果がどうであれ、人生には挑戦するだけの
価値がある。
そんな爽やかなメッセージにぐっと来ました。

THEATER
都道府県
劇場
公開日
広島
広島県立美術館・地下講堂
082-285-8165
6月25日
(1日限定2回上映)
大分
日田リベルテ
0973-24-7534
公開終了
兵庫
パルシネマしんこうえん
078-575-7879
公開終了
神奈川
シネマ・ジャック&ベティ
045-243-9800
公開終了
東京
目黒シネマ
03-3491-2557
公開終了
高知
公開終了
兵庫
塚口サンサン劇場
06-6429-3581
公開終了
兵庫
元町映画館
078-366-2636
公開終了
長野
公開終了
静岡
静岡シネ・ギャラリー054-250-0283
公開終了
佐賀
シアター・シエマ0952-27-5116
公開終了
神奈川
CINEMA AMIGO
046-873-5643
公開終了
全国の劇場で順次公開予定!
